効果:◎ 即効性:◎ 寛解維持:×
※上記は私の経験則です。本サイトをご覧の皆様がすべて同じとは限りません。
プレドニンは副腎皮質ホルモン(ステロイド)の一つで、潰瘍性大腸炎のステロイド基本薬と思っています。
初発の時はこのプレドニンで本当に助かりました。私の場合、1日最大6錠(30㎎)を処方され、基本は6錠を朝か夜に飲むのですが、私の場合は朝4錠、夜2錠がフィットして、分けて処方してもらいました。
これにより、劇的に便回数が落ち着きました。
当時は外にも過敏性腸症候群薬のイリボーや顆粒球吸着療法(GCAP)を実施していたため、全てプレドニンの効果とは思えませんが、即効性としてはステロイドに敵うものはないと思います。
その後免疫抑制剤タクロリムスや生物学的製剤レミケードの処方途中で再燃したときも、プレドニンで症状を抑える事が出来ました。
離脱症状がある為、1~2週間で6錠→4錠→2錠のように減らして使用し、私の場合は、ほぼ寛解に至る事が出来てました。
ただ、良く知られるようにステロイドには多くの副作用があり、長期使用は出来ない為、寛解維持としては使えません。
生物学的製剤のヒュミラに出会うまでは、極力使用しない方向で主治医と相談していましたが、再燃時は止む無く頼らざるを得ない状況が続きました。
もちろん、ステロイド依存性の潰瘍性大腸炎である自分には、QOLの改善に大きな効果を発揮してくれた、欠かすことのできない薬剤でした。
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