効果◎ 即効性:〇 寛解維持:△
※上記は私の経験則です。本サイトをご覧の皆様がすべて同じとは限りません。
注腸型のステロイド剤です。
私の場合、生物学的製剤のヒュミラの効果が薄れて、再燃傾向が表れてきた時に使用しました。
他の記事にも書いてますが、私は直腸の潰瘍が特にひどく、膿混じりのガスがひどく出ていたところに、さらに血便量が大きく増えてしまい、レクタブルを選択・処方してもらいました。
ステロイドなので、寛解維持としては原則使用できませんが、効果は大きく、血便量を抑える事に成功しました。
レクタブルの便利なところは他の注腸剤に比べ、注腸量が少なく、そのまま就寝できるという点でした。ペンタサ坐剤にも同じことが言えますが、レクタブルはステロイドなので、効能は大きく違います。
これが処方されたときは、今までの注腸剤(プレドネマ・ペンタサ注腸等)の苦労(注腸時の手間・時間効率・寝れない等)から解放された気分で、「なんて便利なものができたのか!」と思いました。
また注腸時の大きなポイントとして、私は強力ポステリザンを潤滑剤として、処方してもらいました。
潤滑剤はキシロカインでも良いかと思いますが、強力ポステリザンの効果も併せて注腸できる点と、かなり円滑に肛門から挿入できることが出来たので、お奨めかも知れません!
ステロイド剤なので、長期の利用はできませんが、局所ステロイドなので、1ヶ月~2か月程度は継続して利用していました。主治医の話だと、レクタブルは体内への蓄積が少なく、副作用が通常のステロイドに比べ、軽微との事でした。
実際、処方中も特に副作用はありませんでした。
注腸時の注意点としては、1本14回分なのですが、最後の方になるとガスの出が悪くなることがあって、うまく薬剤が挿入されない事がありました。挿入前にレクタブル本体を振ると思いますが、ちょっと多め(強め)に振ると良いかと思います。
また、挿入が浅いとレクタブルのガスを放出したとき、挿入部が肛門から外れ、薬剤が飛び散ります!
これは悲劇で、広範囲にわたって薬剤が飛び散り、後片付けが大変でした。
私の場合、直腸の潰瘍が大きな病原であったので、少しでも直接薬剤が散布できるよう、ギリギリまで挿入深度を浅くして、チャレンジしたら、残念なことに・・
通常の挿入深度(2~3cm)でも直腸には十分届くそうなので、皆様もお気を付けください。
(やや蛇足ですみません・・・)
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