2024年11月現在、潰瘍性大腸炎に適用されている生物学的製剤は様々なものがあります。
自身が使用したもの以外にも多くの生物学的製剤がありましたので、一覧にしてみました。

上記の中で、1~3を自身は使用し、現在3のエンタイビオで治療中です。
自身が使用した薬剤(レミケード、ヒュミラ、エンタイビオ)はそれぞれのページで詳細記載しましたが、私にはレミケードの効き目が弱く、ヒュミラは長く寛解維持(ただ、粘膜治癒には至らず)、エンタイビオは順調に効いている感じです。
1レミケードと2ヒュミラは対象抗体(大腸に炎症をもたらしている細胞)はTNFαでしたが、1は寛解効果弱く、2は長く寛解できました。
上記の通り、同じ対象抗体でも効果が異なる事から、同じ潰瘍性大腸炎でも各個人によって、生物学的製剤の効果が大きく違います。
その原因は不明であり、これが潰瘍性大腸炎を完治に至らせられない理由の一つなのかなと思っています。
潰瘍性大腸炎でなかなか寛解維持が出来ず、様々な薬剤で模索されている方も多くいらっしゃると思いますが、生物学的製剤には多くのものがあり、新薬も開発されているようですので、希望を持って、治療に臨んでいただければと思います。
次回は各生物学的製剤の抗体範囲について記載してみようと思います。
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